【免疫細胞のお話 続編:腸が喜ぶもの】

味噌汁 体や心の不調と腸活セラピー

こんにちは、朝から隙間時間使ってコツコツ書き物しているsonomiです。

 

来週から子供達が長期の春休みに入り、自分の作業がなかなかできないかもしれないので仕事の合間の隙間時間は本当に貴重!

 

先週の連休に開催されたインテスタージュ®︎セラピーアドバンス講座の受講に向け、

これまで色々とプレゼンの準備や症例課題の提出書類などで時間を費やして来ました。

(インテスタージュ®︎セラピーはなんぞやと思われた方はこちらのリンクへ)

 

私の日々の練習や課題にお付き合いいただきましたモデルさんのおかげで(体や心の不調の訴えにそったセラピーを腸もみや栄養指導を通してすすめ、改善に努める)
晴れてセラピストとして今後、活動を開始できます。

 

サロンオープンのお知らせは、今しばらくお待ちくださいね。

 

 

 

 

さて今日は以前からシリーズにしている

【免疫細胞のお話】 続編:腸が喜ぶもの です。

 

 

でもはじめにお断りしておくと、これは先日書いた「腸を荒らすもの」よりも

さらに個人差があり、一般論としてお読みいただきたいなと思います。

 

 

これを読んで実践していただき、体調よくなるどころかお腹が張るような方、またはウンチが緩くなる、胃がもたれるような方は別の合う食べ物がありますので、そんな方はお近くのセラピストにご相談に行かれるといいかと思います。

(お近くのインテスタージュ®︎セラピスト情報はこちらから)

 

 

お腹って単純そうでいて、かなり複雑で個人差あるので

例えば奥さんがお腹にいいものでも、旦那さんのお腹にはよくない場合もあります。

 

 

というわけで今日は一般論を書いてみまーす。

 

 

腸が喜ぶ食べ物 その1

食物繊維(特に水溶性)

 

代表的な食べ物(水溶性):

キャベツ・アボカド・りんご(皮付きが好ましい)・こんにゃく・ごぼう・海藻類・芋類

 

食物繊維は他のタンパク質や脂質などとは違い、消化機関では消化されずに、腸まで届きます。

この食物繊維、大きく分けて水溶性と不溶性の二つに分類されます。

 

水溶性食物繊維は水に溶けやすく、水分をたくさん含んでゼリー状となります。

小腸での栄養素の吸収を緩やかにしてくれるので、血糖値や血圧、コレステロールの上昇を抑えることでその他の内臓の負担の軽減に期待できます。(肝臓や膵臓は特に)

 

 

一方で不溶性食物繊維は水分を吸収してウンチのカサとなります。

おトイレの時にウンチがぷか〜っと浮いている方はこの不溶性食物繊維をたくさん摂られているのだと思います。笑 立派です!

 

腸の中の老廃物や有害物質などをくっつけてウンチとして体の外に排出してくれます。

不溶性食物繊維の代表的な食べ物は白米や玄米などの穀物類、きのこ類、またエビやカニなどの甲殻類の殻にも含まれます。

 

 

腸が喜ぶ食べ物 その2

レジスタントスターチ

 

代表的な食べ物:

ポテトサラダ・冷えたご飯やおにぎり・春雨サラダ

 

レジスタントスターチ、と言われてもあまり聞きなれない方も多いのでは?
でも代表的な食べ物を見れば、よく口にされているのではないでしょうか。

じゃがいもにご飯に春雨って…そう炭水化物なんです。

 

えーっ炭水化物がお腹にいいの??

って単純に思いますよね。

 

レジスタントとは抵抗性・抵抗力、スターチとはでんぷん。

なので二つ合わせて、難消化性でんぷんと日本語では表し、注目されつつある食品です。

 

つまり炭水化物なのに、消化されずに腸まで届き、食物繊維と同じ働きをする優れものなんです。

 

 

その1の水溶性食物繊維もその2のレジスタントスターチも、腸が喜ぶものというより、腸内細菌が好むもの、腸内細菌のエサとなるもの、の方が正しい解釈かも。

 

水溶性食物繊維やレジスタントスターチを腸内細菌が食べると短鎖脂肪酸という物質を分泌させます。

消化機関の最後の砦、大腸でこの短鎖脂肪酸は大活躍するのです。

 

短鎖脂肪酸の働きは大腸の筋肉を刺激し、蠕動運動(ウンチを押し出すような動き)を促します。

 

なのでこの二つをよく食される方はするっとウンチが出る方かもしれませんね。

 

腸が喜ぶもの その3

発酵食品

代表的な食べ物:

ザワークラウト・ぬか漬け・キムチ・味噌

 

発酵食品は腸内で良い働きをしてくれる細菌や酵母を多く含む食品です。

耳にしたことがあるのはビフィズス菌乳酸菌、あたりではないでしょうか。

 

「生きて腸まで届く〇〇菌」という商品名で売り出しているものもありますね。

 

胃の酸で死んでしまう菌もありますが、しっかり腸まで届くもあります。

また死んでしまった菌でも体に良い影響を及ぼすことも今わかってきています。
(詳しくはこちら

 

ただ個人的に動物発酵食品はオススメしません。

 

乳製品であるヨーグルトやそれらを含んだ飲み物(ヤク○トやミ○クルなど)はかなりの糖分が入っているものが多く、また前回の腸を荒らすものでも書きましたが、個人差はありますがラクターゼという消化酵素が分泌されなかったり、カゼインで腸の炎症を起こしてしまう可能性があります。

 

植物性発酵食品を摂られると良いかと思います。

食物繊維たっぷり入ったお野菜や海藻が入ったお味噌汁なんてお腹にとっては一番のご馳走ですね!

 

ここで再度お伝えしたいことが。

 

はじめにも書きましたが、この3つの食品を口にして体が楽になるどころか

以下のような症状が出る方は別のお食事プランが必要です

 

  • 腹部膨満感やゲップ
  • 腹痛、下痢、便秘
  • 逆流性食道炎(胃酸が上がってきてしまう)

 

これについて、長くなるのでまた改めてかきますね。

 

さっ今夜は何作ろうかな〜😁

皆様も素敵な金曜日をお過ごしください💗

(味噌汁画像:tenki.jpさんから引用)

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