こんにちは、腸活セラピー勉強中のsonomiです。
腸活セラピーは自律神経を副交感優位にさせて腸の活動をよくし、そして体と心をリラックスさせる外からの刺激(腸もみ)と口にするものを見直していく栄養指導を重視しています。
ご興味ある方はご連絡ください、現在無料モニター募集中です。
関東は残念ながらどんよりの空模様。
でも昨日は綺麗に富士山が見えていました。
お天気が良い日には必ずやっていただきたいのは太陽の光を朝からしっかり浴びること。太陽の光を浴びることで腸が正常に動き始めます。
なぜって?
解説していきますね。
1. 幸せホルモン「セロトニン」
リラックス、安心感、幸福感をもたらす神経伝達物質一つのセロトニン。どこかできいたことがあるかと思います。
このセロトニン、長く脳で分泌されていると言われきましたが最近の研究発表では脳で作られているのは全体の2%で大半は腸で分泌されていると言われています。
引用元:脳腸相関LABO
細かくいうとセロトニンの元となるものが必須アミノ酸のトリプトファンという物質でそれを取り入れると腸内で作られ、それが脳に届けられます。
腸内でセロトニンの元を作るには腸内環境がよくないといけません。腸内環境があれてしまっている人は幸福感を感じられない、感じにくいと言っても過言ではありません。
2. 必須アミノ酸 トリプトファン
必須アミノ酸のトリプトファンってどうやって体に取り入れるの?
という疑問が次に来るかと思います。
残念ながらトリプトファンという物質、体内からは生成されないので食事から摂らなければいけません。
食事から摂取したトリプトファンは、日中はセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。
だからトリプトファンが不足すると、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす原因になりえます。また、トリプトファンは、糖質、たんぱく質、脂質を代謝・分解する上で必要なビタミン(ナイアシン)の合成も行います。
私たちが健康に生活していくには欠かせない物質ということがわかりますね!
トリプトファンを摂取できる食材は? バランスの良い食事がポイント
では何を食べればトリプトファンを体に摂り入れることができるでしょうか。
主に大豆製品、乳製品、穀物に多く含まれます。また肉や魚の動物性たんぱく質にも多く含まれることがわかっていますが、動物性たんぱく質に含まれるBCAAというアミノ酸はトリプトファンを脳へ取り込みにくくするため、植物性たんぱく質から摂るほうが良いでしょう。
ただし、動物性たんぱく質も「炭水化物(穀類、いも類、果物など)」と「ビタミンB6*」を一緒に摂ると、血糖が上昇してBCAAが筋肉に作用するため、脳内でのトリプトファンの合成が促進されます。つまり、バランスよく主食・主菜・副菜を揃えて食事をすることで、必要とされるトリプトファンは摂取できます。
*ビタミンB6・・・鮭、さば、さんまなどの魚類、鶏胸肉やささみなどの脂身の少ない肉類、酒粕や抹茶、ごまなどに豊富に含まれています。
引用元:健康応援サイト
トリプトファンの目標摂取量(成人)は、一般に体重1㎏あたり2㎎(/日)なので、体重60㎏の場合は120㎎程度。
毎日の食事から100~200㎎は自然に摂取できるといわれますが、コンビニ食や外食が多い不規則で偏った食事がちの方は足りていないかもしれません。
サプリで手っ取り早く摂り入れる方法もありますが、過剰摂取をすると副作用があるケースも出てきているので1日の摂取量は守りましょう。
食品中のトリプトファンの含有量(可食部100グラム当たり)
白米 | 82mg |
玄米 | 94mg |
パスタ(乾麺) | 140mg |
そば(乾麺) | 170mg |
鮭 | 250mg |
カツオ | 310mg |
マグロ赤身 | 270mg |
豚ロース | 280mg |
鶏むね肉 | 270mg |
木綿豆腐 | 98mg |
豆乳 | 53mg |
引用元:健康応援サイト
3. 太陽の光パワー
トリプトファンを正しい食事から摂り入れ、夜はメラトニンが分泌され質の良い眠りにつき、そして日中はセロトニンが分泌され、人にやる気や幸福感をもたらすことがここまででわかったかと思います。
このメラトニンとセロトニンの分泌に大きく関係してくるものが「太陽の光」です。
朝日を浴びることによりセロトニンの分泌が始まり、その15時間後にメラトニン分泌の増加が始まると研究でも証明されています。
夜勤や深夜労働者にうつ病や自殺者が多いのは太陽の光を浴びるべき時間に浴びれていない、また冬季にうつ病患者が増えるという事実は太陽の光を十分に浴びることができずこのセロトニンとメラトニン分泌のバランスが崩れていることが一つの理由になるかと思います。
今日から網膜(まぶた)にしっかり朝日を浴びてセロトニンを分泌させてみてください。
また夜は就寝の2時間前にはテレビはスマホのブルーライトの光はなるべく避け、お部屋を暗くしてお休みくださいね。
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