’Dry February’ 〜2月禁酒月間〜


栄養学

 

年末年始、食べ過ぎ飲みすぎてしまったので今月は夫婦で禁酒月間。

一人だと難しいこともペアでやればお互い監視しあえるし、励まし合える!

 

お酒を飲まないことでどこが恩恵受けるかって、それは一つはお財布、そしてもう一つは肝臓。

お財布がナゼ恩恵受けるかっていうまでもないけど、肝臓について少しここにシェアします。

 

肝臓の機能は大きく分けて以下の3つ。

 

1. 代謝(貯蔵も含む)

2. 解毒

3. 胆汁の生成

 

まずは代謝から。
よく「基礎代謝」とか「新陳代謝」っていう言葉を耳にするけど、一体代謝ってなに?

食べたり飲んだものの栄養素がそのまま体に入り、血液中を流れていくのではありません。

糖を例に挙げると、代謝とは食事から摂取した糖質が分解され、血液中で「ブドウ糖」となってエネルギーとして利用されたり、余分な糖は「脂肪」や「グリコーゲン」として貯蔵される仕組みのことをいいます。

肝臓だけが代謝するものではなく他の臓器からの分泌される消化酵素も糖を代謝する重要な役を担っています。

 

肝臓には胃や小腸で消化吸収された栄養素だけでなく、アルコールや薬また食品添加物、細菌などの体にとっては有害な物質も流れ込んできます。これらを毒性の低い物質に変え、排泄する解毒作用も肝臓は行なっています。

 

そして胆汁の生成。
胆汁は肝臓で分泌される物質ですが、脂肪を乳化して吸収させやすくさせる作用があります。
ん、「乳化って。。。?」てなりますよね。
つまりは石鹸みたいな働きをするってこと。
洋服についてしまった肉汁。。。水で洗っても落ちませんね。だから石鹸使って油を溶かして衣服の繊維から取り除くのでシミなく綺麗に落ちますよね、それと一緒です。
分泌された胆汁が腸内に入ってきた脂肪分を溶かして、吸収をよくさせるのです。
つまり胆汁がうまく分泌されないとコレステロールが上昇したり、うまくエネルギーに変換できないので体調が悪くなること間違いなしです。

 

毎晩お酒を飲んでいるとその度に肝臓は解毒作業に追われます。

禁酒月間でなくとも休肝日を設けると肝臓への負担も軽減され、だるさや無気力や眠気が改善されるかもしれません。
だるさ、無気力、眠気で薬飲んだらまた肝臓の負担になりますからね〜。

 

次回は 〜「酒の〆にラーメン」は生理的現象〜 について書こうと思います。

 

我が家は庭で採れたゆずを絞ったソーダ水で今夜は乾杯!

みなさま、良い日曜の夜を!

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