【生姜パワーを見直してみよう!】

生姜ドリンク 栄養学

おはようございます、腸活セラピストsonomiです。

 

昨日は寒かったですね、前日のポカポカ春爛漫日和からの雪にはホント驚きました。

 

コロナだし、お天気悪いし(昨日)、自宅で楽しいこと何ができるかな~と考えていたら薬局で患者さんが教えてくれたことを思い出しました。

 

「蒸し生姜が長年の悩みの花粉症を取り除いてくれたの」

 

生姜には色々な効能があるとは知っていたけど、調理法によって成分が変化したり、成分濃度が増したりするのだろうなと漠然な知識しかなかったのでこれをいい機に調べてみました。

 


*生姜の成分&薬効*


1.
 ジンゲオール

生の生姜に多く含まれている辛味成分。残念ながら空気に触れて数分後には酸化して消滅してしまうそう。なので、食べる直前にすりおろすのが一番いいですね。

効能はたくさんあって、免疫細胞の活性化、抗炎症作用、抗菌作用、胆汁酸分泌の促進などがあります。

2. ジンゲロン

ジンゲオールを加熱/乾燥させることで別の成分に変化します。その一つがジンゲロン。

効能は血行促進、新陳代謝向上、脂肪燃焼の促進、血圧の安定などなので、メタボ気味な人は積極的に摂りたいもの。

3. ショウガオール

こちらもジンゲロンと同じく、ジンゲオールが加熱/乾燥によって変化した成分。この成分をよく引き出すには約100度で30分蒸すのがベスト。

例えば豚の生姜焼きは脂も入っているので100度以上になってしまうから、成分が壊されてしまうのだとか。

効能は新陳代謝向上させ体を芯から温めます。また抗炎症作用、がん細胞増殖の抑制や活性酸素の軽減、中枢神経系の調整作用。

 

恐らくこの蒸し生姜で長年を克服した患者さんはこのジンゲロンとショウガオールの効能がバッチリあって、アレルギー炎症作用が抑圧されたのかと思います。

 

彼女の蒸し生姜の摂り方は毎朝、保存しておいた蒸し生姜を刻んでお湯を入れて少しの蜂蜜と一緒に飲むだけとのこと。

 

これを飲み始めてから、体がポカポカあったかくてきていた服を一枚脱ぐこともあるとか。

 

昨日のお家時間に蒸し生姜を我が家でも作ってみました。

いたってシンプル!!

 

1. 洗って皮ごとスライス(5mmくらいがいいかな、でもあまりここはストレスなくざっくりでいい)

 

2. 30蒸す(この時それぞれのスライスが重ならないように)

 

3. カリカリに乾燥させる(お天気いいなら外で1日、室内ならホコリに気をつけながら1週間)

 

 

30分の蒸し時間チョット長いけど、一度作ってしっかりと乾燥をキープできれば長持ちします。

 

すり鉢で擦ってパウダー状にして色々なお料理に加えてもいいですね!

 

私は次回カレーを作る時、入れてみようと思います。

生姜焼きも生の生姜使うより、この過程を経た生姜の方が良いのでこれからはこちらを使っても見ることにします。

 

少しの工夫や手間を加えることで、野菜が持っている本来のパワーを最大限に引き出せる!

 

そんな風に健康や幸せを見つけていける仕事がしたいです。

 

今週も嫌なニュースが多くなりそうですが、小さな幸せを重ねて心も体も健康にしていきましょう!

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